「ライナス・ポーリング賞」授賞について

「ライナス・ポーリング賞」授賞式及び特別講演会

 

 平成20316日(日)、シーサイドホテル舞子ビラ神戸にて「ライナス・ポーリング賞」の授賞式が行われました。

北海道から沖縄まで、200余名の臨席を賜り盛大に行うことが出来ました。

偏に、皆様方の暖かいご支援の賜物と感謝しております。有難うございました。

 

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ライナス・ポーリング並びに記念財団、ライナス・ポーリング賞について

 

 

ライナス・カール・ポーリング博士(1901年~1994年)は、異なる分野で2回もノーベル賞を受賞された数少ない科学者であり、20世紀の偉人の一人と称されています。1954年に化学結合の本性に関する研究でノーベル化学賞を受賞しました。また、1962年には地上核実験の反対運動の業績によってノーベル平和賞を受賞しています。

 

 

好奇心・探究心の旺盛な上、活動的なお人柄であられたようで、その研究分野も量子力学から始まり、無機化学、有機化学、タンパク質構造、分子生物学、更には免疫や心理学など、多岐に渡っています。

 

 

 50代前後から分子医学に関する研究と講演なども手掛け、ビタミンやミネラルが疾病予防に有効だとの提言を行い、今日の予防医学の礎を築いた一人とも言えます。

 

 

 このようなポーリング博士の思想と理念を継承する公益法人として「ライナス・ポーリング記念財団」が設立され、その初代理事長にはポーリング博士のご長女でありますリンダ・ポーリングカム女史がご就任されました。

 

 この財団は、ポーリング博士のご意志に基づいて、主に世界平和、地球環境と保健衛生、心と体の健康の分野における公益活動を通じて、世界平和と安寧の為、人類の繁栄と健康の増進の為に貢献していると思われる方々を、支援する目的で設立されました。

 

 

また、ライナス・ポーリング賞は、上記の様な志を持つ特に有望な人材に対して与えられる、ポーリング博士のお名前を称号とした学術文化功労賞です。